ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

富山探訪記【氷見編】

本日3月10日は藤子不二雄A先生のお誕生日。今年で生誕90周年を迎えました。
A先生、おめでとうございます!

さて、先月の富山探訪。もちろんA先生の故郷・氷見にも行ってきましたよ。

お馴染み氷見線の『忍者ハットリくん』ラッピング列車に乗って、一路氷見へ。

氷見に着いて街を歩くとさっそく

怪物くんたちのモニュメントがお出迎え。さらに、

パラソルヘンべえ』『ウルトラB』『ビリ犬』『黒ベエ』のモニュメントにも出くわす。懐かしくてアニメの主題歌を口ずさみそうになる。これらのモニュメントは最近になって新しく加わったもので、氷見もますます聖地として賑わってきていると感じる。

この日はあいにく天気が悪く、雨がしとしと降っていたが、喪黒福造は雨に濡れているほうが似合っている。

ブリンスをはじめ「氷見のサカナ紳士録」の紳士たちは健在。

そしてA先生の生家・光禅寺にお参り。ここの石像たちも健在。
しかし、寺の墓地を覗いてみると、墓が倒壊していたり、床がひび割れていたりなど、元日の地震による甚大な被害を受けていて、その姿が痛々しかった。A先生のお墓もあると聞いていたが、さすがに立ち入るのは危ないと思い、お寺に手を合わせ、天国のA先生の冥福を祈った。

市の中心部に位置する潮風ギャラリー。ここには藤子A先生の作品紹介や原画の展示があり、先生の生み出した作品の数々を振り返ることができる。先生の暖かい人柄が表れた『PARマンの情熱的な日々』や、ブラックユーモアに満ちた『黒ベエ』など、A先生の多彩な世界観に改めて驚かされる。A先生の原画のほかに、アニメ『笑ゥせぇるすまんNEW』の設定資料や絵コンテなども展示されていた。

2階には、先生のコミックスが読める図書室とフォトスポットがあり、ここにも「BAR 魔の巣」がオープン。みんな好きなんだなあ、ここ。

潮風ギャラリーを出たあと、ここも最近新しく加わった北の橋のモニュメントへ。なんとも愛くるしい姿だ。

そしてこちらも最近お色直ししたというハットリくんの巨大壁画。立山連峰を背に空を飛ぶ、ハットリくんたちの雄々しくも、少し可愛げな姿が印象的だ。

そして、締めくくりに、ひみ番屋街へ。今の時期の旬と言ったら、やっぱり寒ブリ。1日限定20食という寒ブリ丼を注文。脂がのりきっていて舌触りが良く、とても美味しかった!
今まで食べたブリの中でも最高に近いかも。


さらにフードコートで氷見牛コロッケも。氷見牛の肉の旨みが全体に染み渡っていて、これもまた美味しかった。これで1個130円なのは驚き。やみつきになりそうな味だ。また氷見に来たら、食べに行きたい。

氷見も元日の地震で大きな被害を受けたと聞いて気がかりだったが、市民生活はだいぶ普段通りの生活に戻っており、番屋街も賑わっていたのでホッとした。至るところでまだまだ地震の爪痕は残っていたが、復旧もそう遠くはないだろうと思った。あいにくの天気だったが、新しいスポットも沢山見れたし、久々に来れて楽しかった。

改めまして藤子不二雄A先生、90歳のお誕生日おめでとうございます!

富山探訪記は次回で最後です。