ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

富山探訪記【高岡編(1)】

先日2月23日から3連休を利用して、富山方面に。
もとは1月に行く予定を立てていたものの、元日に発生した能登地震の影響で見送りになり、今回改めて行くことにしたわけで。本当は高岡市立博物館で開催されていた「松原秀典展」にも行きたかったけど、会期が終了してしまったのは残念。

久しぶりに藤子先生の故郷を訪れたかったのもそうですが、他にも目的があったわけで。その一つが、

金沢行きサンダーバードの乗り納め。かつては富山まで足を伸ばしていて、北陸方面に行くときはよく利用していたものの、来月の北陸新幹線の延伸開業により、サンダーバード敦賀までの運行に。正直、新幹線開業には思うところあるが、これまでお世話になった御礼も込めて乗ることにした。

京都駅0番ホームから、始発のサンダーバード1号・金沢行きに乗車。この0番ホームからは、かつては数々の特急や寝台列車が、最北は札幌まで走っていたものの、その面影は今は無く・・・。

湖西線に入ると、車窓には琵琶湖が一面に広がる。強風でよく止まりがちな湖西線だけど、特急からゆったりと眺められるレイクビューは格別。北陸新幹線もまだまだ延伸の計画があるけど、こんな景色は新幹線じゃゆっくり味わえない。

敦賀以降は、開業前の新幹線の高架橋が目に入ってくる。早くなるのは良いことかもしれないけど、ゆったりと車窓からの風景を味わえなくなるのは、何だかなあと思ってしまう。

出発からおよそ2時間15分くらいで金沢に到着。到着前には、敦賀~金沢間の運行終了を告げる特別車内放送があった。そういえば、サンダーバードの前身は「雷鳥」だったなあ。「雷鳥」の時代から続いてきた北陸本線の特急の歴史も、これで一区切りになるのかと思うと、寂しくなった。

それから北陸新幹線に乗り換えて。たった一駅で新高岡駅に到着。
しかし、あいにくの雨でしかも極寒・・・

そんな雨の中を15分ほど歩いて向かったのは、高岡おとぎの森公園
こんな天気で遊んでいる子どもは一人もいなかったが、それでもドラえもんたちはここにいた。親子の目を気にせずに写真をじっくり撮影できたのは良かったかも。

おとぎの森公園の隣にはショウワノートの高岡工場。
その壁面には、キー坊に水をあげているドラえもんのイラストが描かれている。なんとも心くすぐられるではないか。この高岡工場は2018年に建て替えられたようで、そのときに新しく描かれたそうだ。

なお、公園内の施設ではちょっとしたイベントをやっていて、そこには家族連れが集まっていて、それなりに賑わっていた。その一角には、なぜかスポーツや映画関係のグッズがショーケースに並んで展示されているコーナーがあり、特に目立っていたのがアイルトン・セナ関連のポスターやヘルメット、そしてグッズの数々だった。

それから高岡市外に出て、あるところに向かったのだが、それは後日書くとして、そのあと高岡駅へ。

高岡駅には、藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーと、藤子F先生と同じく高岡市出身のアニメーター・松原秀典さんの描いた高岡市観光大使あみたん娘」の巨大タペストリーが吊るされていてテンションが上がる。

さらに駅のショッピングセンターの中には、

こちらも高岡市出身で、なもり先生の『大室家』のポスターが。
しかも、藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーのポスターと並んでいるのが驚き。
全国広しといえども、この2枚のポスターが並ぶ光景はここ高岡でしか見られないだろう。

ちょっと長くなりそうなので、高岡編の続きはこちらへ↓

chusingura.hatenablog.jp