ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

富山探訪記【兼六園・サンダーバード編】

これまで6回に渡って書いてきた富山探訪記は、今回でラストです。
こんなに書くつもりはなかったんですが(笑)

さて、楽しんだ富山から離れ、北陸新幹線を乗り継ぎ、このまま金沢発のサンダーバードに乗って帰ろうかと思ったんですが、せっかくなんで金沢で途中下車することに。

相変わらず立派な金沢駅の「鼓門」。しかし天気はあいにくの雨・・・

そんな雨の中を訪れたのは金沢城公園と兼六園。一度行ってみたかったんですが、この天気で訪れる人は少なく・・・

それでも、どこを切り取っても絵になる風光明媚な名勝でなかなか良かった。この雨の中ではゆっくり撮影できなかったのが悔やまれる。次は天気のいい日にゆっくり撮影したいなあ。

金沢駅に戻り、間もなく見られなくなる駅の光景を収める。

乗り場の案内や乗車位置、そして発車案内の電光掲示板。長きにわたって多くの特急が旅立っていたこのホームから、もう特急が発車することはない。それどころかJRですらも無くなる。すごく惜しいし、もったいない気もする。早さばかりが旅の全てじゃないと思うんだがなあ・・・。

乗り納めとなった金沢発サンダーバード。奇しくも681系が運用されていた。やっぱりサンダーバードといったらこの車両だよなあ。この日、金沢発の681系の最後の勇姿を収めようと、多くの鉄道ファンがこの車両を待ち構えていた。そしてサンダーバード40号は多くの撮り鉄に見送られて金沢を出発。すごく奇妙な感覚を覚えてしまった。

帰りも湖西線が止まることはなく、無事に京都に到着。どうせなら湖西線が止まって、米原に迂回してのルートで帰ってみたかったけど、さすがにそれは余計か。それだけまだまだ乗っていたいという気持ちに溢れていた。降りた瞬間、サンダーバードに久々に乗れた喜びと、もうのんびりと乗れなくなるという寂しさが交錯して、妙にしんみりしてしまった。これまでの感謝の気持ちを込めて、終点の大阪駅に向かうサンダーバード40号をしっかり見送って一礼した。ありがとう金沢発サンダーバード、そしてさようなら・・・。

ということで富山探訪記はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました。