ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

富山探訪記【駒田蒸留所もとい三郎丸蒸留所編】

富山探訪記の続き。さて、高岡を訪れたついでに、実はある場所にも訪れた。

昨年11月に公開されたアニメ映画『駒田蒸留所へようこそ』。富山のアニメスタジオとして名高いP.A.WORKSが制作した「お仕事シリーズ」の最新作だ。自分もこの映画は楽しく観ていたが、作中に登場する駒田蒸留所のモデルとなった「三郎丸蒸留所」が、ちょうど高岡にほど近いところにあり、さらに見学ができるというので、せっかくなので行ってみることにした。ウィスキーなんかろくに飲めないのに(笑)

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1日目の2月23日。高岡おとぎの森公園へ行ったあとに、新高岡駅城端線ホームへ。
するとそこには、
作品の主人公の一人、琉生さんのパネルがお出迎え。城端方面へはICカードは使えないことを案内してくれる。

城端線に乗って、およそ15分。

油田(あぶらでん)駅に到着。そこから徒歩わずか1分ほどで、

三郎丸蒸留所に到着。車持ちじゃない自分にはとても有り難いアクセスの良さ。(ただし電車の本数は少ない・・・)
映画と似た光景が視界に飛び込んできて、テンションが上がってくる。

工場はガイドなしの自由見学も可能だが、今回はせっかくなのでガイド付きの見学コースを申し込み。

ガイドさんに導かれて、三郎丸蒸留所の建屋に入り、ウィスキー作りに使われる蒸留器の大きさに圧倒される。話を聞けば、原料や製法だけでなく、蒸留器の金属や樽の材質など、あらゆるところに気を遣って作られていることが知れて、そのこだわりぶりに感心。時折ジョークや、ウィスキー業界のブラックな話なども交えて解説してくれて、なかなか面白かった。ガイド付きコースでしか見れないプロジェクションマッピングや、関係者しか入れない場所も見学できて良かった。

蒸留所には琉生さん、朋子さんのパネルも。

映画にも登場した貯蔵庫も見学。樽がズラリと収められている光景は実に壮観。

見学後にはショップコーナーで、三郎丸蒸留所・若鶴酒造のお酒の試飲ができたほか、お土産としてオリジナルグラスとウィスキーのサンプルも貰えた。

貰うばかりもあれなんで、ショップで商品を物色。


ウィスキーに青梅をじっくり漬け込んだという「ウメスキー」。ウィスキーはあまり飲まないけど、梅酒は好きなので購入。後日、ハイボールで飲んでみたら、ウィスキー特有のキツさはなく、飲みやすい味で美味しかった。ウィスキー苦手な人にもお勧めしたい。

富山探訪記はまだ続く。