昨日からフジテレビ(関東ローカル)で『のだめカンタービレ』の再放送が始まった。
リモートワーク中ゆえ、WEB会議の時間でない限りはTVをつけながら仕事できるので、放送が始まればチャンネルを合わせている。チラ見していても、やっぱり面白い。
本放送当時はあまりの面白さに、原作本全巻やドラマのDVD-BOXまで買いそろえるほどにハマってしまったほど。個性派揃いのキャラクターに、こだわりぬいたコメディ演出、そして王道の青春群像劇。笑ったり泣いたりグッときたりと、毎週テレビの前で楽しませてくれた思い出深い一作だ。
しかし、なんといってもインパクトだったのが、竹中直人が演じたミルヒーことシュトレーゼマンだ。ドイツ人の世界的指揮者という役なのに、外国人タレントではなく、あえて日本人に演じさせるという勇気が凄い。*1
昨今は漫画の実写化がされるたびに「コスプレ大会」と半ば揶揄されることも多く、竹中シュトレーゼマンもまたその域を出ないが、開き直ったかのような竹中のノリノリの演技を見たら、もはやリアリティなんぞどうでもよく思ってしまい、やっぱり竹中直人で正解だったと思う。この成功例が、のちの『テルマエ・ロマエ』の阿部寛や『翔んで埼玉』に繋がったのかと思うと感慨深い。*2
フジにはまたこういうドラマを作ってほしいなあ。
【おまけ】
『のだめカンタービレ』実は韓国でもテレビドラマ化されているが、韓国ののだめを演じてたのは『新聞記者』のシム・ウンギョンだったのか!