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沢尻エリカが何かとんでもないことをやらかして事務所を解雇され、その結果『宇宙戦艦ヤマト』実写版の森雪役が黒木メイサに代わるそうだ。ってか、正式な製作発表もまだなのに、こうやってスポーツ紙に報じられるのはどうなんだか。
それより個人的に気になるのは、監督が山崎貴ってこと。これはもう確定なのか?この話は前から聞いてはいたけど、あまり信じていなかった。というのも、実は山崎監督が所属している白組で、新作の制作スタッフの募集がかけられていたからだ。
【メッセージ】
はじめまして。
プロデューサーの渋谷と申します。
2011年に劇場公開を予定している、ミニチュアなどを用いた新しい形のフルCG長編映画を作るべく、日々奮闘中です。
最新技術で作り上げる様々なキャラクター達が織り成す、ピクサーにも対抗出来る作品を目指しています。原作をもとに脚本を起こしたのは山崎貴。
ここにあらすじが書けなくてとても残念ですが、読んだスタッフが皆涙してしまう、
そんな切ないストーリーになっています。
監督は山崎貴(「BALLAD 名もなき恋のうた」「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズなど)と八木竜一(「もやしもん」「うっかりペネロペ」など)が共同で務めさせていただきます。
今回、2010年1月より本格的にスタッフを増員するための募集をさせていただきます。
ぜひ来ていただきたいのは、3dsMaxでのキャラクターアニメーションに関する様々なテクニックをお持ちの方。例えば、モデリング、リギング、アニメーション、ライティング、エフェクト等々です。
興味のある方、是非とも一緒に高い場所を目指しましょう。
脚本 : 山崎貴
監督 : 山崎貴・八木竜一
制作期間 : 2010年1月から1年間を予定
完成尺 : 90分を予定
http://www.shirogumi.co.jp/Page/COMPANY/max_mov.html
厳密に言えば、八木竜一氏との共同監督作品なのだが、制作は来年初頭から入る予定とのこと。一方、ヤマト実写版の公開は来年12月の予定。これまで山崎作品は2年おきで公開されていたのが、今回はあと1年3ヶ月くらいしかない。このCGアニメも並行してやるとなると、とても間に合わないのではないか?
もっとも、CGアニメのほうは、実際は八木監督のみで行うかもしれないし、事前にヤマト実写版の準備はしていたのかもしれない。が、どうもヤマトの監督人事も揉めたという噂も聞く。もともとは樋口真嗣監督がやるはずだったのが、人間ドラマを中心にしたいという理由で山崎監督に変更になったとか。まあ、確かに山崎監督は人間ドラマを描くのはうまいと思うけど、VFXに関してはかなりのこだわりを持つ人だ。そんな人が、こんなタイトなスケジュールで満足のいくVFXを作れるだろうか。作品が2年おきの発表なのもそういう理由なんだと思うが…。
っていうか、そもそも監督やキャスト交代というトラブルがある時点で、この作品がどのような道筋を辿るかはもう十中八九わかるようなもんだけどなあ…。今までそういう作品をどれだけ観てきたことか。
山崎監督ファンとしては、このニュースはどうか間違いであってほしい。
もし本当だったら、、、見損なうよ。
ってか『BALLAD』での失敗をそのフルCGアニメで取り返してよ。
(『BALLAD』は山崎作品としては失敗だった。詳しい批評はまた後日。)