ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

3年ぶりのAnimeJapanへ

先日、3月26日・27日に3年ぶりにAnimeJapanがリアルで開催された。

www.anime-japan.jp

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AnimeJapanは2014年からの開催だが、イベント自体は分裂・再統合される前の、東京国際アニメフェアの頃からほぼ毎年のように行っていて、あらゆるアニメのイベントや情報をたっぷり浴びれる空間がたまらなく、自分がアニメ好きだということを再確認できる大きなイベントの一つだ。それが、一昨年は中止、昨年はオンライン開催のみとなり寂しい思いをしていたが、3年ぶりに現地で開催できるようになったのは喜ばしい。

とはいえ、感染症対策等の影響を受けて、前回リアル開催時(2019年)と同じとおりになったとは言い難い。大きな違いを上げるとすれば、

といったところだろうか。

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f:id:shinchu:20220402152919j:plainf:id:shinchu:20220402153059j:plain中でも出展ブースの数が大きく減ったのは、会場の様子を見るからして明らかで、以前よりもスペースにだいぶ余裕を持たせてブースが配置されていた。これぐらいの余裕なら会場内を回りやすく、通路が密集になる心配もなかったが、やはり物足りなさは否めない。中小の国内企業やアニメスタジオ、bilibiliを始めとする海外企業が、主に出展を見送ったようで、アニプレックス東宝などといった大手のビデオメーカーのブースが賑わいを見せていた。

行けるかどうか直前になるまでわからなかったので、今回はAJステージへの参加申込はできず、当日でも見れる各ブースのイベントを中心に回った。ブースのイベントは配信でも見られたが、その臨場感はリアルに勝るものは無い。ブースに集まってキャストとファンが一緒になって楽しむ光景は凄く久々で、やっとAnimeJapanが帰ってきたのだと実感。ただ、ソーシャルディスタンスが保てないぐらいに、人が密集してしまったのは気になったが。そういえば入場待ちのときも、時折密集する場面があって、コミケのときはソーシャルディスタンスを保つように入場整理していたのに、今回はそこまで徹底されていなかった*1

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イベントの合間に、各ブースの展示も見て回った。展示のほとんどは、各作品のプロモーションとしてフォトパネルだったりグッズの展示が中心なのだけど、意外なものが展示されたりするから、これもなかなか見逃せない。個人的に収穫だったのは、アニプレックスに展示されていた『犬王』の松本大洋氏のキャラ原案と、台本やお面など。ただ、こういう作品資料の展示は、今回は全体的に少なかった印象。「Production Works Gallery」が無かっただけに、その分増やしてほしかったが。また、『リコリス・リコイル』と『夏へのトンネル、さよならの出口』スタッフトークイベントにも参加したけど、キャストが登場するイベントと比べると、やはり聴衆は少なめで寂しい。東京国際アニメフェアの頃は、押井守監督や原恵一監督など、監督のトークショーはわりと開催されていたのだが・・・。今のAnimeJapanに足りないのは、阿佐ヶ谷ロフト感なんだよなあ。

それでもアニメづくしの二日間を楽しめて何よりだった。これから果たしてどんなアニメに会えるのか楽しみだ。

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会場に来ていたボコ。いつかつば九郎と対戦してほしい(笑)

*1:ちなみに、入場時には「東京版新型コロナ見守りサービス」への登録が必要だった。