ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

2015年を振り返って

自分にとっては怒涛の2015年が終わろうとしている。

 
最大の出来事は、何と言っても東京へ異動になったことだ。異動に至った経緯について詳細は伏せるが、関西には愛着があっただけに、この話を聞かされたときはショックのほうが大きかった。もちろんこれを断って転職するという選択肢もあったが、要領の悪い自分に上手く転職できるのかという不安もあって、結局異動を受け入れることに。そして、2015年7月から東京へ移り住んだ。
 
それからというものの、これも詳細は伏せるが、方針が変わったことや、その他社内でゴダゴダが重なったこともあって仕事環境が激変。これまでやってきたことが無意味になったと思うくらいに、いろんなことが変わり、自分の中で何かが崩れ始めた。
それに加えて、自分のコミュ障ぶりが災いしてミスを繰り返し、社会人としていかに自分がスキルが低いのかを思い知らされた。それを知ったときは、明日の自分すらも見えない暗澹たる気持ちになり、正直辛かった。そしてその不安は、今もなお引きずっている。
 
もちろんこっちに来て、楽しみも増えた。スワローズの日本シリーズ進出の瞬間に立ち会うことができたし、立川シネマシティの『マッドマックス』『ガルパン』の爆音上映に行くことができた。アニメイベントに参加する機会も増えた。映画館も充実している。趣味の面で言えば、こちらのほうが充実してきたのは確かだ。とはいうものの、関西にいる間もそれはそれなりに楽しんではいたし、ときどき関東勢をうらやましく思いつつも、東京へはたまに行く程度のほうが特別な感じがあって、それで良いと思っていた。それが関東に来て、楽しみもぐっと増えた反面、スペシャル感が若干薄れた気もしたし、選択肢が増えたために取捨選択がますます難しくなった。正直そこまで自分は求めてなかったんだけどなあという気もしている。
 
ともかく自分の2015年は、より多くのものを得た反面、より多くのものを求められ、あるいは失われた一年だったと思っている。
 
去年の年末では、相変わらずご立派(笑)なことを書いてはいたけど、今回の異動で、なんとなく考えていたことが頓挫してしまったので、来年は仕切り直してやっていきたいとは思うけど、他方で本当にそれは自分のやりたいことなのかと悩むこともあった。普段の自分を振り返って客観視してみると、「それ本気なの?」と自問自答することも多くて、自分の中ではまだまだ定まっていないんだろうなと思う。そんな自分が情けなくて悔しくて、またさらに悩むという繰り返しの日々。自分はこれからどこへ行きたいんだろうか…。
 
来年もまた、いろいろなことがありそうで自分もどうなるか正直わからない。そんな中でも、自分を見失わずに生きていきたいと思ってはいるけど、現在絶賛見失い中。

でも、これから日々の中で、自分の歩むべき道というか、せめてそのヒントとなるものを見つけられればと思っている。来年は精進の年になりそうです。

今年もこのブログやTwitterをご覧いただきましてありがとうございました。皆様良いお年のお迎えください。