ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

いろいろありすぎた2019

今年はなんというか、いろいろありすぎた一年だった。

年の途中で「平成」から「令和」へと元号が変わった影響もあろう。だが、それを差し引いても、二年分の出来事がこの一年に凝縮されたかのようだった。

個人的には、今年は舞台挨拶やイベントに参加できる機会に多く恵まれ、良い思いをさせてもらえた。中でも、初めて参加したアニサマで、念願だった放課後ティータイムの生ライブを観れたことは、自分の一生においても印象に残る思い出だろう。他にも、映画の舞台挨拶を最前列で観れたことも多かったし、東京ヤクルトスワローズのドリームゲームも観戦できた。さらに同人誌の取材で、末吉裕一郎さん、中村隆さんといった一線で活躍するクリエイターから貴重なお話も聞けたことも良い思い出だった。こんなに充実した一年は今まで無かったのかもしれない。

一方で、ショックな出来事も多く、自分の人生観をも揺るがす出来事もあった。なんといっても京アニのあの事件は、怒りや悲しみすらを通り越すほどに、複雑で形容しがたい感情が自分の中を駆け巡っていった。参列したお別れの会で、祭壇の前の床が濡れていた光景もまた、一生忘れることはできまい。どうやって彼らが作品に託した思いを繋いでいかなければならないのか。自分の生き方すらも、改めて考えさせられるほどに衝撃的な一年だった。

そして、自分の周囲でも大きな変化があった。プライベートなことなので具体的なことは話せないが、彼らなりに自ら決めた道を進めようとしている姿を見ていると、そろそろ自分も…という気にもなってくる。図らずも東京に来て、来年で5年目。「不惑」の年も目前だ。さすがに流される人生も、そろそろ終わりにしたい。もう少し「大人」な生き方ができるようになりたい。それに向けて、来年からはいろんなことを改めていきたいと思っている。少しずつでいいから、自分なりに省みて、後悔のない生き方を歩みたいと思う。

本年も私のくだらない呟きにお付き合いいただきありがとうございました。
よいお年をお迎えください。