【第1位】ピンポン THE ANIMATION
ピンポン COMPLETE BOX(完全生産限定版) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2014/08/27
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (14件) を見る
2014年は湯浅政明の年だったと言える。この『ピンポン THE ANIMATION』はもちろんのこと、『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』でのラストバトルシーンに、『スペースダンディ』第16話、そして『アドベンチャー・タイム』の「Food Chain」と、これほど多く湯浅監督の仕事が見られたのは、近年稀に見る出来事に思う。聞けば『アドベンチャー・タイム』の制作を機に、湯浅監督はサイエンスSARUというアニメスタジオを設立したとのことだが、それがきっかけとなって仕事の幅がますます広がってきているようだ。現在メガヒット公開中の『映画 妖怪ウォッチ』にも絡んでいるようで、今後の湯浅監督とサイエンスSARUの活躍にはますます注目せざるをえない。
【Amazon.co.jp限定】四月は君の嘘 1(完全生産限定版)(クリアブックマーカー付) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2015/02/25
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (3件) を見る
まだ前半クール終了時点だけど、少年の取り巻く世界を色鮮やかに映し出す演出や、メリハリのあるストーリー構成、演奏シーンのクオリティの高さに、素直に涙したくなる。後半クールが楽しみ。
多くの実力派クリエイターがそれぞれ個性を発揮して作り出す、このいい加減な(褒め言葉)作品世界に、今どきのアニメにないものを感じさせた。そんな適当さ全開で作られながらも、ちゃんとシリーズを収束させてしまう構成には唸らされる。
これといい『楽園追放』といい、3DCGで魅力あるキャラクターを描けるようになったことは、日本アニメにとって大きな意味を持つと思う。星白の実に可愛いことよ。2期からCGがどんな進歩を遂げるかにも注目したいところ。
ハイキュー!! vol.1 (初回生産限定版)【イベント無料参加抽選応募券付き】 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2014/07/16
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (10件) を見る
『黒子』や『テニプリ』のような超人たちが活躍するようなアニメとは違い、ただ真っ当にバレーに打ち込む、実に正統派な部活アニメ。「敗者」をしっかり描けているところが心打たれる。手描きアニメもまだまだやれると言わんばかりの、安藤雅司氏が手がけた第24話Cパートの食事シーンには泣かされた。
2014年で最も笑わされたテレビアニメだと思う。少女漫画家ゆえのズレた発想には、逆に敬意を表したくなる。どいつもこいつもどこかおかしい(笑)
ファンタジックな世界を舞台で交わされる人間模様が切なくて愛らしく思える。こういう物語はPAの十八番だなあ。
作品特有の神秘的な色彩が、よさこいをより輝かしく見せてくれて芸術的。キャラクターも個性的で、青春アニメとして素直に楽しめた。