先月の話になってしまったが、ようやく私のところにもこれが到着した。
そう、自分のアニメファン人生には欠かせないアニメーション監督、芝山努監督の作品集だ。自分にとって芝山監督がいかに重要な人物なのかは、先日の日記でも触れたとおり。
この作品集は、先日の逝去を受けての出版ではなく、もとより発売が予定されていたもので、いの一番にアニメスタイルのネットショップで予約していたが、予想以上に多くの注文があったらしく発送に時間がかかり、発売日から1週間経ってようやく到着した。実は、先日の5月5日(火)に芝山努作品集の発売を記念したトークイベントがあり参加したのだが、会場では先行販売されていて、早く手に入れようと思えば手に入れられたものの、通販で予約済みだったので泣く泣く断念。現地で購入した友人に、ちょっとだけ見せてもらってはいたが、ようやくじっくり見れるときが来た。
いやあ、もう冒頭から凄い。『ルパン三世』に始まり、『天才バカボン』『元祖天才バカボン』と、僕らにはお馴染みのテレビアニメのキャラ設定や原画がたくさん載っている。その一枚一枚がどれも一級品で、絵に躍動感がある。かつてアニメは「テレビまんが」とも呼ばれていたが、まさに漫画がアニメとなって動いている。そんな感覚すら覚える。一方で『まんが日本昔ばなし』や『怪物くん』では漫画チックながらおどろおどろしい絵柄だったり、かと思えばファンタジックな絵柄を見せたりと、その絵柄の幅広さにも驚かされる。
そして、自分にとっては何より楽しみにしていたのが『ドラえもん』の資料。思った以上にページ数が多くて、80ページ近くも収録。映画ドラえもんの絵コンテ表紙や、記念イラストの原画に、舞台設定のラフ、さらに「ドラえもんクラブ」に収録されていたという大長編ドラえもん外伝小説の挿絵までも収録。加えて、こちらも好きだった『ちびまる子ちゃん』テレビアニメ第1話の絵コンテまで収録されていて、どれもこれも貴重な資料で大興奮。これはもう国宝級と言っていいだろう。
しかし、自分にとっては『ドラえもん』で一番お世話になったけど、それ以外にも並行して多くの仕事をこなされていて、その仕事量の多さにもまた驚かされる。今回収録された資料は、芝山監督が手がけたうちのほんの一部に過ぎないのだと思うと、改めてその偉大さを思い知らされる。できることならば、映画ドラえもんの本編の絵コンテも見たいところだ。
