ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

コミックマーケット100へ

3年ぶりの夏にして、100回目のコミケがやってきた。

今回はサークル参加どころか一般参加も怪しかったのだが、なんとか参加できることに。ただ、午前入場のチケットが買えず、今回は午後からゆっくり参加しようかと思っていたところへ、知人から初日(一日目)のサークルチケットを譲ってもらえることになり、せっかくなのでお言葉に甘え、初日は朝から東京ビッグサイトへ向かった。


ビッグサイトには朝8時頃に到着。ゆりかもめの車窓から眺めると、すでにたくさんの参加者が集まっている。去年の夏はオリンピックに取られ、閑散としていた夏のビッグサイトが、ようやく本来の姿を取り戻せた。気分が高まる中、駅から颯爽とサークル入場口に向かい、検温と消毒を済ませたのちリストバンドを受け取り、左腕に付ける。

知人のサークルのブースがある東ホールに向かうと、そこにはすでに設営の準備をしているサークルがたくさんいた。このだだっ広いホールに、設営前のテーブルがズラリと並び、意気揚々と各サークルが本を並べたり、棚を作ったりして設営しているこの光景。今回は売り子の手伝いで来たけど、なんだか懐かしく、ようやく戻ってきた気分になれた。知人と合流し、ブースの設営に入る。ありがたいことに、拙著の同人誌も委託で置かせてもらえることになり、記念すべき100回目のコミケで、サークル側としても参加できて嬉しかった。

また、会場の一角には、コミケ100回を祝して、各社から贈られたフラワースタンドが置かれていた。

そして10時30分開場。会場一斉に拍手が湧く。いつもより30分遅い開始だったせいか、10時ちょうどにフライングで拍手してしまう人をチラホラ見かけたが。

タイミングを見計らってブースを抜け、買い物へ。今回はそんなに多くサークルをチェックしていなかったので、比較的時間はかからずに、お目当てのものは容易に入手できた。それから評論・情報系あたりを見回すと、マニアックなネタの同人誌が次々と目に飛び込み、情報量の多さに圧倒される。同人誌といったら漫画やイラスト、二次創作が主流だけど、こうしてそれぞれが好きなネタを、自由になんでもかんでも表現できるのもまた最大の魅力だ。気になったところ全部まわりたいほどだったが、さすがに予算が・・・(泣)
今は多様性が強く叫ばれる時代だけど、その多様性を最も体現している空間がコミケではなかろうか。みんな楽しそうに同人誌を頒布している姿を見て、そんなことをなんとなく考えてしまった。

ちなみに、今回委託で頒布した同人誌は1冊も売れなかった(泣)
まあ、告知期間も短かったし、既刊本だしね。

あいにく初日は台風が接近していたこともあり、ブースは3時頃に撤収して早々に切り上げて帰宅。コロナ禍前だったら、みんなで打ち上げもできたけど、それはまだまだできる状況に無いのが残念。早くコロナ禍前の姿に戻ってくれることを願いたい。

参加されました皆さん、お疲れ様でした。
また冬にお会いしましょう。(行けるかどうかわからないけど)

【おまけ】

戦利品の報告ツイートしたら、島本和彦先生ご本人からコメントもらっちゃったよ・・・。不意打ちで著者本人から反応もらうの久々だわ。
(※『シロイホノオ』は思わず笑ったところもあったんで面白かったですよ、いえホントに。)