ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

静岡聖地巡礼記【三日目】(渚園・浜松・見付天神)

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chusingura.hatenablog.jp

三日目の9月12日(日)。
この日は朝からあいにくの雨模様。朝食バイキングをゆっくり味わったのち、ホテルをチェックアウト。最終日の巡礼に出る。

渚園キャンプ場へ行くも、休園中・・・

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ホテルから歩いて10分ほど。たくさんの小舟が停泊する波止場を通り過ぎて、着いた先は渚橋。SEASON2第3話で、リンが渚園キャンプ場に泊まったときに渡った橋で、中学時代のなでしこと綾乃が登場したイメージビジュアルの舞台でもある。

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その渚橋を渡った先が、渚園キャンプ場。中へ入ろうとするも、ここも緊急事態宣言の影響により休園中。せめてレストハウスに近づけないものかと思ったが、入れそうな雰囲気ではなく、結局軽く見回しただけで、その場をあとにした。グッズを取り扱っていると聞いて物色したかっただけに残念。

浜松駅ビルの『ゆるキャン△』PR展に立ち寄る

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浜松駅ビルのメイワンで『ゆるキャン△』のPR展が行われていると知り、せっかくなので浜松に立ち寄ることに。劇中に登場した舞台モデル地や名産品を、劇中カットと共に紹介しているほか、天浜線ヤマハビーノとのコラボポスター展示、さらにショッピングモールらしくキャンプグッズの展示までやっていた。

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ついでに浜松城にも行ってみたが、ここも緊急事態宣言発令により天守閣は閉館中。雨もひっきりなしに降っていたので、さらっと見ただけで退散した。

見付天神へお参り

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再びJR線で次は磐田駅へ。駅前には「悉平太郎」をもとにした磐田市のイメージキャラクター「しっぺい」の石像が立っている。お昼に「おもろカレー」を食べたかったのだが、駅前には意外と飲食店は少なく、また目を付けていた店も緊急事態宣言の影響で休業中という始末。結局食べられずじまいに終わった。

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磐田駅からバスに乗り、見付天神矢奈比賣神社に到着。赤鳥居の前には悉平太郎像がいて、参拝客を迎えてくれる。拝殿は、つい先日屋根の葺き替え工事を終えたばかりで、真新しい印象を受ける。あいにくの雨だったが、参拝客はそれなりにいた。

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矢奈比賣神社から少し離れたところに、悉平太郎が祀られている霊犬神社があり、そこへもお参り。神社と言うよりは祠に近いが、ペットの健康にも御利益があるそうだ。自分はペット飼っていないけど。祠の横には、劇中に登場した悉平太郎のお墓があった。

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訪れた前日の9月11日には、「見付天神裸祭」の例祭が行われており、それに合わせて名物の粟餅が販売されており、せっかくなので近くの和菓子店で購入。後日食べてみたところ、赤福に似たような味で、少し懐かしくも感じた。

「見付天神裸祭」は、その名のとおり、腰蓑を着けた裸の男達が、見付の町内に繰り出して踊り明かす奇祭だそうで、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。残念ながらコロナ禍の影響により、今年は裸祭は行われず、規模を縮小しての開催になったそうだ。聖地では、「ゆきあつまつり」とか「ももねこ様祭」といった奇祭もよく聞かれるが、元より日本には至るところで奇祭があるんだなあ。一度生で見てみたいものだ。


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旅のおみやげに、チョコクランチとポテトスナック

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旅の最後、お土産として買ったのが、飯ごう型の缶に収められたチョコクランチと、カレー風味のポテトスナック。当然ながら、缶は飯ごうとしては使えないのだが、形が気に入ったので手を出してしまった。もう一つのポテトスナックはカレー風味。少し辛めだったので、おやつよりはおつまみのほうが合っているかも。

旅を振り返って

こうして二泊三日の静岡聖地巡礼旅は無事終了。静岡県内の巡礼スポットはたくさんあるので、本当は車を使ったほうが効率よく回れるだろうが、ペーパードライバー歴が長い自分には運転できる自信が無く、結局移動は鉄道とバスがほとんどだった。当然ながら地方の交通ダイヤは、運転本数が少なく、時間的にはだいぶロスも多かったが、その一方で、列車に揺られながらゆっくり車窓を眺めたり、空き時間にその土地でボーッと過ごしたりするのも、それはそれで悪くない気がした。最近は、何かに追われているような感覚で毎日を過ごしていたので、時間を気にせずゆっくり過ごせて、久々にリフレッシュできたと思う。やっぱり旅は出てみるもんだあ。

まだまだ巡礼できなかったところも多かったので、次回こそは車か自転車で行ってみようと思う。その前にまずはペーパードライバー講習だが。