ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

館林へ巡礼

10月14日。前週に続きスポットで夏期休暇の二日目を使い、今回は群馬県館林市を訪問。目的は「よりもい」こと『宇宙よりも遠い場所』の聖地巡礼。最近見返す機会があり、またもや感動してしまったので、ふと訪れてみたくなってしまったわけで。

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館林市役所

都心から電車を乗り継いでおよそ1時間半。最初に訪れた茂林寺は、分福茶釜伝説ゆかりの寺としても知られ、狸の像が沢山立ち並ぶ光景にはシュールすら感じた。それから市街地に向かい、劇中に登場したスポットやつつじが岡公園などを散策。つつじが岡ふれあいセンターには、キャラクターの等身大パネルや巡礼ノートが展示されており、放送から2年経った今でも、館山の顔として存在感を見せている。劇中には出てこなかったが、辺り一面に広がる城沼はなかなかの絶景で、彼女たちが過ごした場所と同じ空気を吸えたのだと思うと嬉しくなった。これが聖地巡礼の醍醐味である。巡礼の道すがら、昭和基地の南極観測越冬隊から好まれたという老舗うどん屋花山うどん」にも立ち寄り「南極カレーうどん」を堪能。南極へ行けない代わりに、越冬隊になったつもりで、南極気分を味わった。

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ところで館林といえば、もう一つ忘れてはならないことがあった。それは、わが敬愛する原恵一監督の出身地でもあるということだ。せっかく来たのだから、ここはゆかりの地も訪れてみようと思ったが、さすがに実家の場所は特定できず、結局多々良にある監督の母校の小中学校周辺を散策。辺りは田んぼと沼地が広がる、まさに「古里」と呼べる光景だった。しかし当の監督は、子供のころはインドア派だったと語っている上、小中学校時代は良い思い出がなかったというので、この地にあまり思い入れはないのかもしれない。そんな田園地帯の中にドンと構えていたのが群馬県立館林美術館。2001年に開館した県立の美術館だそうだが、もし原監督が館林の名誉市民になったら、そのあかつきにここで原恵一展を凱旋開催してもらうのはいかがと。

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館林巡礼(よりもい聖地巡礼)


【おまけ】
原監督が絵コンテで参加された『ボールルームへようこそ』。登場人物が群馬出身だったり、人名が群馬の地名を元にしていたりと、群馬との結びつきが強い作品なのだが、そういえば主人公の名前も藤田多々良。原監督が参加を決めたのもこれが要因だったり?

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