ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

2009年度日本インターネット映画大賞・日本映画部門投票

今年も日本インターネット映画大賞に投票することに。ただ、採点ルールの都合上、あえて投票しなかった作品もあるのでご留意いただきたい。

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[作品賞投票ルール(抄)]
・選出作品は5本以上10本まで
・持ち点合計は30点
・1作品に投票できる最大は10点まで

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『 日本映画用投票フォーマット 』
【作品賞】(5本以上10本まで)
『ディア・ドクター』 5点
大阪ハムレット』 5点
『空気人形』 5点
マイマイ新子と千年の魔法』 5点
クヒオ大佐』 5点
『風が強く吹いている』 5点
【コメント】
正直言うと採点ルールには思うところあって、見直した方がよいのではと思っているのだが、ルールはルールなのでそこはおとなしく従うとして、とりあえず人気を集めそうな作品にはあえて投票せず、点数を入れたいと思った作品に投票することにした。結局、6作品でそれぞれ5点ずつ配分したが、個人的なベストワン作品は『ディア・ドクター』。今年の邦画の中では、一番心を動かされた作品だった。『マイマイ新子』は当初ノーマークだったが、評判を聞きつけてわざわざ茨木まで行って観た作品。ある意味、『サマーウォーズ』よりも評価されるべき作品。関西ではすでに上映が終わってしまっているので、どこか心ある関西の映画館は再映に名乗りを上げてほしい。

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【監督賞】
西川美和(『ディア・ドクター』)
【コメント】
マイベストワン作品の監督なので。丁寧に作られた脚本と、観客の心を掴んで離さない演出力は秀逸。この人の他の作品も観たくなってきた。
【主演男優賞】
笑福亭鶴瓶(『ディア・ドクター』)
【コメント】
ニセ医者でありながら、村のために医者を演じなければならない伊野の苦悩にすっかり同情してしまった。鶴瓶の演技がどうこうというよりは、伊野というキャラクターに感情移入してしまったと言ったほうが正しい。
【主演女優賞】
ペ・ドゥナ(『空気人形』)
【コメント】
『空気人形』はすっかりペ・ドゥナに見とれてしまった。ペ・ドゥナの演技力もさることながら、このキャスティングを成功させた是枝監督にも拍手を送りたい。
【助演男優賞】
岸部一徳(『大阪ハムレット』)
【コメント】
なんとなく好きなキャラクターだったので…。助演扱いで良いのかが微妙だが。
【助演女優賞】
余貴美子(『ディア・ドクター』)
【コメント】
伊野に患者の応急措置を迫るシーンは迫真の演技。『おくりびと』のときよりも存在感が光っていた。
【新人賞】
満島ひかり(『クヒオ大佐』)
【コメント】
今年はこの他に『愛のむきだし』にも出演。今後の活躍に期待。
【音楽賞】
『劇場版マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜』
【コメント】
もはや音楽が生命線の作品なので、外すわけにはいかない。バルキリーが戦闘するシーンはどうしても劇場で見たかったので、本当に大満足。
【ブラックラズベリー賞】
『BALLAD 名もなき恋のうた
【コメント】
私の好きな原恵一監督の『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!アッパレ戦国大合戦』を、これまた私の好きな『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督が実写映画化すると聞いてものすごく期待していたのだけど…。結局、山崎監督と原監督には、監督としての才量やスタンスに大きな隔たりがあることを思い知らされたわけで…。

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【最優秀原案賞(勝手に○×賞)】
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!アッパレ戦国大合戦』(『BALLAD 名もなき恋のうた』原案)
【コメント】
『BALLAD』公開中に急逝された臼井儀人先生のご冥福と、来年公開の原恵一監督最新作の成功を祈るという意味で。

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