ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

2008年度日本インターネット映画大賞日本映画部門

2008年度日本インターネット映画大賞日本映画部門の投票と兼ねて、今年の日本映画を振り返っていきたい。

[作品賞投票ルール(抄)]
・選出作品は5本以上10本まで
・持ち点合計は30点
・1作品に投票できる最大は10点まで

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『 日本映画用投票フォーマット 』
【作品賞】
おくりびと」6点
闇の子供たち」5点
クライマーズ・ハイ」3点
「アフタースクール」3点
スカイ・クロラ The Sky Crawlers」3点
ブタがいた教室」3点
三本木農業高校、馬術部 〜盲目の馬と少女の実話〜」3点
崖の上のポニョ」2点
容疑者Xの献身」1点
デトロイト・メタル・シティ」1点
【コメント】
今年の日本映画は良作が多くて、点数配分も少し迷った。その中で『おくりびと』はダントツの出来。納棺のシーンがとても美しく身震いした。興行的にも成功を収めて何より。『三本木農業高校』『ブタがいた教室』もなかなかの良作。『崖の上のポニョ』は、ジブリ史上最高の迫力度。ただ、みんな投票してくると思うのであえて点数は低めに。

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【監督賞】阪本順治(『闇の子供たち』)
【コメント】児童買春、臓器売買という過激なテーマに真正面から向き合った姿勢に評価。

【主演男優賞】堤真一(『クライマーズ・ハイ』『容疑者Xの献身』)
【コメント】男気あふれる姿が印象的だった『クライマーズ・ハイ』、ラストシーンの慟哭が凄かった『容疑者Xの献身』。もはや日本映画界に欠かせぬ存在。

【主演女優賞】該当者なし

【助演男優賞】堺雅人(『アフタースクール』『クライマーズ・ハイ』)
【コメント】『アフタースクール』のさえないサラリーマン役、『クライマーズ・ハイ』の気概溢れる新聞記者役と、その多彩な演技を評価。

【助演女優賞】松雪泰子(『デトロイト・メタル・シティ』『容疑者Xの献身』)
【コメント】『デトロイト・メタル・シティ』で久々にはっちゃけた姿を見せたかと思えば、『容疑者X』では薄幸の女性を好演。本当に同一人物か?

【新人賞】長渕文音(『三本木農業高校、馬術部 〜盲目の馬と少女の実話〜』)
【コメント】これがデビュー作でしかも主演。それでも自然な演技ができていて今後の活躍に期待が持てる。つい最近知ったんだけど、あの長渕剛の娘だったとは。

【音楽賞】久石譲(『おくりびと』『崖の上のポニョ』)
【コメント】『おくりびと』『崖の上のポニョ』の成功は、音楽による力も大きい。ベタかもしれないが久石氏以外にいない。

【音楽賞】『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』
【コメント】作曲者ではなくて、作品ということなので訂正。作品の世界観をうまく表しているかどうかという点を考えて、『スカイ・クロラ』に投票。永遠に子供のままの「キル・ドレ」の悲哀をうまく奏でた川井憲次氏の手腕を評価したい。

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