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ぬるオタな日々 by @chusingura

実家暮らし・・・を晴れて卒業。三十路独身のぬるオタの日々戯言

2012年春期アニメをまとめる

まだ最終回を迎えていない(あるいは見ていない)アニメもあるが、とりあえず今期アニメのまとめをしておきたい。

今期の視聴アニメ一覧(◎は来期以降も継続、●は前期より放送・今期終了)

ちはやふる(※関西では冬からの2クール放送)
・あっちこっち
・さんかれあ
坂道のアポロン
・つり球
・AKB0048
エウレカセブンAO
・夏色キセキ
謎の彼女X
黒子のバスケ
Fate/zero(2ndシーズン)
◎アクセル・ワールド
●モーレツ宇宙海賊
アクエリオンEVOL
這いよれ!ニャル子さん
・Lupin the third 〜峰不二子という女〜
宇宙兄弟
◎氷菓

新作だけだと、今期は18本とこれまでの最高本数かと思うぐらい結構見てしまった。おかげで今期は消化が結構大変だった。地方民でもネット配信やBSの放送である程度はカバーできるようになったのはいいが、その分時間を割かれるわけだから、いっそう「絞る」という作業が必要になってくる。見られるアニメが増えるということは決していいことばかりでもないんだなあと思う。

渡辺歩監督、ついにフリーに。『謎の彼女X』で欲情してしまう

今期で個人的に大きなトピックだったのは、劇場版『ドラえもん』でおなじみの渡辺歩監督がシンエイを離れ、フリーとして初めてテレビアニメの監督を務めたことだ。しかも、『宇宙兄弟』と『謎の彼女X』の全く対照的な2本を同時に監督というのだからなおさら驚いた。特に後者にいたっては、キャラクターデザインに小西賢一氏、作画監督に金子志津枝氏と、劇場版『ドラえもん』の主力スタッフが手がけるというから、彼らの名を知るドラえもんファンたちもこの作品に注目するという事態になった。

その『謎の彼女X』、今のアニメからすれば、やや古めかしい作風にもかかわらず、とにかくエロくて艶めかしい。ヨダレの表現を一つとっても、どこかイヤらしいものに見えてしまうのが不思議だ。少なくとも昨今のラノベ原作アニメに見られるようなエロ描写よりも遙かに欲情する。これが『ドラえもん』スタッフの本気なのか。今後の渡辺監督の活躍にいっそう期待が持てるようになった。

面白かったアニメ『Fate/zero』『坂道のアポロン』『這いよれ!ニャル子さん

今期で一番面白かったのは、やはり『Fate/zero』。原作は未読だったが、『stay night』のDVDを最近見たというのもあって、結末自体は知っていた。しかしそこに至るまでの経緯が壮絶。特に終盤は一話につき一つの大きな見せ場があればいいところを、二つも三つも畳みかけてくるものだから凄い。アニメのクオリティも高く、特にセイバーの騎乗スキル発動シーンは必見だ。

もう一つ、『坂道のアポロン』も素直に楽しく観られた。YUKIと菅野よう子の絶妙なコラボレーションによるOPは毎回観ていて気持ちいい。セッションのシーンは、やっぱり渡辺信一郎監督だけに見応えがあるのは当然だが、長崎弁を流暢に喋れてしまう声優陣の演技も素晴らしい。特に千太郎役の細谷佳正が、地元出身なのかと思えるほど自然。『ちはやふる』の綿谷新役でも、福井弁をそつなくこなしていたので、得意とするところなのだろう。今年の主演男優賞をあげたいぐらいだ。

開始前はほぼノーマークの『這いよれ!ニャル子さん』だったが、ニコ動で話題になっていると聞き、実際見てみたら確かに面白い。何度も思わずコメントを書き込んでしまうほど、ネタの宝庫とも言えるアニメ。「(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー」に代表されるOPと合わせて、ニコ動向きのアニメであることは間違いないだろう。

不発の二大アイドルアニメ『AKB0048』『夏色キセキ』

国民的アイドルと声優界のアイドルが、アニメで直接対決となった『AKB0048』と『夏色キセキ』。どちらも、前者は河森正治、後者は水島精二と実力派のスタッフを迎えたものの、どうも今ひとつの感が拭えず。『夏色キセキ』は、いわばスフィア版ドラえもんとでも言うべきか。しかし、『輪廻のラグランジェ』もそうだが、こうあからさまに舞台を推されると、巡礼好きの自分でもうんざりしてしまう。だいたい僕が巡礼するきっかけなんて、舞台になっているからじゃなくて、作品自体が面白いからなんだよ。舞台がそこである必然性だったり、作品全体の雰囲気だったり、そういうところから巡礼したいという気持ちが芽生えるものなのだが、どうもそこらへんわかってないんじゃないかなあ。まあ、似たようなことは実写映画でもとっくに行われていることではあるけど。

『AKB0048』は岡田麿里が脚本だったから、もう少しドロドロとした展開を期待してたんだけど、今回は外しちゃったかな。AKBだからさすがに変なことはさせられないという抑制が働いたのだろうか。声優陣(AKBメンバー)の演技については、上手い下手の差が激しかったのがきつい。

気になる2クールアニメ『エウレカセブンAO』『氷菓』

前作は好んで見ていただけに、どうしても前作との関係が気になる『エウレカセブンAO』。今のところ、エウレカ以外に前作との関連を示唆するものが、はっきりとは見受けられない。前作ほどの難解さもなく、別作品の様相を呈してきているが、果たしてどうなることか。そして注目の京アニ作品『氷菓』。原作では、今後摩耶花のエスパー魔美コスプレが見られるというので、果たしてアニメでも描かれるかどうかが楽しみだ。