ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

2012年を振り返って

前回、日記を書いたのはコミケ後の夏。それからあっという間に4ヶ月過ぎて大晦日になってしまった。もう冬コミの季節になってしまった。時の流れというものは残酷なものだ。

ちなみに私は冬コミには参加しなかった。年末年始は家で過ごすと決めているし、それに冬の寒さは大の苦手なので、極寒の中を待たされるというのはとても耐えられない。暖かい部屋で引きこもる正月を過ごします。

 

いつも年末は真面目に思うことを書いてたりしたのだが、今年はどうもそんな気分になれない。自分が日記で偉そうなことを言ったところで、何か変わるかといえば、何も変わらないだろうという諦めの気持ちが出てきてしまったというのもある。現に、去年の大晦日に、私は「日本は変わらざるをえないだろう」云々みたいなことを書いた。だが、それから一年どうなったか。何も変わっていないどころか、震災以前の日本、いやそれを通り越して戦前まで戻ろうとしているのではないかという気さえする。新しいリーダーがアレな人だけに。

もちろん、諦めてしまっては変えられるものも変えられなくなるのだが、それすらもどうでもよくなりつつある自分がいるのも事実だ。変えられないとわかれば、与えられた状況を受け入れてなんとか生きていく、そのほうが楽かもしれない。

でも、その与えられる状況が、自分の耐えられないものだとしたらやはり辛い。わかりやすく言えば、見たいと思っているアニメや映画が自由に観られず、国が認めるアニメや映画を観なさいと言われたら、そんなのはイヤである。だが、冗談抜きにそういう社会になりつつあるのだ。

それを思うと、自分はこれからいろんなことを覚悟しなければならない。このまま黙って与えられる状況を受け入れるか、それともそんな状況にさせないように行動するのか、あるいは受け入れられないのならこの国に見切りをつけるのか。いずれを選んでもいばらの道だが、選択せねばならないだろう。ともかく来年は今まで以上に「覚悟」が必要となってきそうだ。

 

などと偉そうなことを書いてみたが、最近思うのは、こうして偉そうにブログを書いている自分に、果たして実際の自分が追いついているのかという疑問が浮かぶ。やりたいこと、やるべきことを言ってみても、実際の自分は行動に移していなかったり、たいして見識もないくせに評論家ぶってあれやこれやと言ってみたりしている。そんなのでいいのかと日々悩んでいるわけで、情けなく思ってしまう。

それだけに今年はもっと深みのある一年を過ごしたいと考えていた。もっといろんな人とふれあったり話したり、行動したり、本を読んだり、勉強したりなどなど・・・。でもいずれも十分に出来ずじまい。せいぜいイベントに参加する機会が増えて、いろんな人と会う機会が増えたぐらいか。

今後、いろんなことを覚悟しなければならない中で生きていくには、もっと自分の行動や考えていることに実が伴わないと、ますますしんどいだろうなと思う。現状に甘んじていては、少なくとも今より良くなるとは思えない。少しずつできるかぎりでいいので、もっと深みのある、そして実の伴う人生になるように努めていきたいと思う。

本年も更新頻度の少ないブログでしたが、ご覧いただきありがとうございました。みなさまよいお年を。