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ぬるオタな日々 by @chusingura

実家暮らし・・・を晴れて卒業。三十路独身のぬるオタの日々戯言

F-trainが「広告」だって? わけがわからないよ。

藤子Fミュージアムのレポの続きを書かねばならないところだが、信じられないようなニュースが飛び込んできたのでお伝えしたい。

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事前の申請を怠ったのは小田急に落ち度はあるが、しかしながらこの車両が広告にあたるというのが、


はっきり言って「わけがわからないよ」


確かに藤子Fミュージアムのタイアップ企画ではあるが、これはなにも藤子Fミュージアムが金を出して作らせたわけではなく、むしろ小田急自身が便乗したというのがおおよその経緯ではないかと思う。現に小田急は、Fミュージアム最寄り駅の登戸・向ヶ丘遊園の接近メロディーを藤子アニメソングに変えたり、節電ポスターに藤子F作品キャラを登場させたりと、かなり色気を出していたように思う。小田急の「ミュージアムからは広告費などを受けておらず、広告とは考えていなかった。」というコメントからしてもそれは明らかだろう。

私もFミュージアムに行った際に、F-trainにも乗ったのだが、別に車両の外装には「Fミュージアムオープン」と大々的に宣伝していたわけではなく、ドラえもんをはじめとする藤子F作品のキャラたちが楽しげに描かれているだけで、特に「広告」という要素は感じられなかった。(一方、京阪石山線の『けいおん!』車両は、堂々と12月3日映画公開と書かれているようだが。
車窓を眺めると、F-trainを見て嬉しそうに反応する人たちがいてとても微笑ましかった。そのF-trainがこういう形であっけなく幕を下ろすなんて理解できない。

気になって東京都の屋外広告物条例についてざっと調べてみたのだが、まず東京都の都市整備局のHPを見ると、屋外広告といっても、なにも商業広告に限らないらしい。条例によれば「常時又は一定の期間継続して」「屋外で公衆に表示されるもので」「看板、はり紙・はり札、広告塔及び建物その他のものに表示・掲出されたもの等」が屋外広告にあたるようで、ということは宣伝文句を打ってなくても、これらの要件を満たせば屋外広告ということになってしまうようなのだ。東京都はこのF-trainはこれらの要件を満たしていると判断したのだ。しかし、やはりなぜF-trainが「広告」と扱われてしまったのか未だに理解できない。

もっとも条例の趣旨などをすべて把握しているわけではないので、現時点ではあまり迂闊なことは言えない。この件についてはもう少し情報を整理してからいろいろ述べていきたい。その上で、のちのち小田急や都市整備局などにもできれば問いただしたいと思う。藤子Fファンかつ鉄道ファンとしては黙って見過ごしたくない。

最後に、もうすぐ見納めになってしまうF-trainの写真・動画を貼っておこう。いずれもFミュージアム翌日の9月4日に撮影したものだ。 F-trainの動画は次回行くときにできれば撮り直したかったのだが…。なお、車内の装飾は継続するとのこと。

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