ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

これは終わりの始まりか

痛いニュース(ノ∀`) : ゲーム規制に待った。一方ソフ倫基準で規制してる業者「少女、生徒会、複数プレイ、逆レイプ」全て禁止 - ライブドアブログ
陵辱系は好きではないし、そういうゲームは持っていないので、陵辱系の禁止というニュースを聞いたときは「そこまでやるほどのことか」と思う一方、「自分に実害はない」という変な安心感も持ってしまった。これはその罰が当たったのだろうか。大きな声では言えないが、私は、(ソフ倫が指示したという)規制対象のジャンルをプレイしたことあるし、実際今もやっているのだ。
今やっているゲームは、陵辱描写こそないけど、ハーレムルートもあるから、当然複数プレイがある。学園が舞台に出てくるから生徒会も存在する。んで、選択肢次第で相手が妊娠する。完全に規制にひっかかります(笑)
はっきりいって自主規制にしてはあまりにも行き過ぎだ。本当にこの自主規制を進めようとしているとすれば、ほとんどのメーカーが困るだろう。それに、エロゲ業界は、今、全体的に売り上げが右肩下がりで苦境にあると聞く*1。そこへこの自主規制とくれば、もう何も作れなくなってしまうだろう。表現の幅を狭められたエロゲはますます売れなくなって、やがて衰退していくだろう。エロゲ業界は終わりの始まりを迎えたと言っても過言ではない。
もっと恐れているのは、今後こうした自主規制がマンガなどにも及んでしまうのではないかということ。この自主規制を行なってしまえば、マンガもなぜこういう自主規制をやらないのかという話も出てくるだろう。厳しい「自主」規制を促すことによって、エロマンガの表現の幅を狭め、市場を縮小化させていく。規制推進派の思惑に見事にはまろうとしている。あるいは、これだけ自主規制が行なわれているのなら、国で法規制しても構わないのではという話にもなりかねない。市場も縮小し、業界も弱体化すれば、おのずと法改正は容易になってしまうだろう。これで私も「性犯罪者予備軍」の一人となったわけだ。
とにかくこの自主規制は今後に多大な影響を及ぼすことだろう。とりかえしのつかないことにならないように、我々はもっと危機感を持たねばなるまい。

*1:[http://www.cyzo.com/2008/05/post_602.html:title]