ぬるオタな日々 by 少恒星

アラフォー独身のぬるオタの日々戯言。

なんば線の快速急行停車駅がややこしい

いよいよ阪神なんば線大阪難波〜西九条)が開通する。この開通で近鉄と阪神の相互直通運転が開始され、奈良と神戸・三宮が一直線で結ばれるわけだ。奈良県民の筆者にとっては、神戸といえば近くて遠いところだった。今までならば、難波で地下鉄に乗り換え、さらに梅田で阪神・阪急に乗り換えなければならなかった。それが乗り換えなしになるのだから、ぐっと近くなった感じがする。当然、甲子園へのアクセスも便利になるので、今後利用する機会が増えるかもしれない。
で、そのなんば線開通後の新時刻表をもらってきたのだが、どうも奈良〜三宮間直通の快速急行(以下、快急)は時間帯によって停車駅がだいぶ異なるらしい。
まず、平日の朝・夜の停車駅は…
近鉄奈良・新大宮・大和西大寺・学園前・生駒・鶴橋・大阪上本町・日本橋・大阪難波・桜川・ドーム前・九条・西九条・尼崎・甲子園・西宮・芦屋・魚崎・三宮
ところが、平日の昼間(だいたい10時〜16時30分あたり)になると、停車駅が増える。
近鉄奈良・新大宮・大和西大寺・学園前・生駒・鶴橋・大阪上本町・日本橋・大阪難波・桜川・ドーム前・九条・西九条・千鳥橋伝法出来島大物・尼崎・武庫川・甲子園・西宮・芦屋・魚崎・三宮
太字が追加される停車駅である。わざわざ書いてしまったが、実は大阪難波〜尼崎間の停車駅はなんば線すべての駅である。しかも、近鉄線の鶴橋〜大阪難波間は実質各駅停車となってしまうため、結局、鶴橋〜尼崎間は完全な各駅停車となってしまうのだ。
こういうのは、他ではよくあるケースかもしれないが、ただ毎日のように乗っている筆者からすれば、ちょっと戸惑うダイヤである。そもそも、列車種別は同じなのに時間帯によって停車駅が変わるというのは、少なくとも近鉄奈良線の利用客は、あまり経験したことがないだろう。それどころか、平日か土日かによって停車駅が変わることさえも最近はなくなっていた。(かつては休日のみ快急・急行が、遊園地に近いあやめ池に停車していたが、遊園地の閉園に伴い現在は停車しない。)
停車駅が減るとかではないので、乗り間違いのリスクはそんなに高くないだろうが、目的地に停車するのに「快急だから停まらないだろう」と思いこんで乗らなかったり、「快急だからすぐ着くだろう」と思っていたら、前述した各駅停車状態になっていて予定より遅れて着いてしまった、なんていう人たちが出てくるかもしれないなあ。昼間の快急は「区間快速急行」という種別にすべきだったんじゃ?
方向幕や時刻表に種別を新たに加えるのを避けたかったんでしょうか?まあ、余計にお金かかりそうだしね。


ちなみに、休日の快急の停車駅は終日同じらしいが、平日朝・夜と違うのは、武庫川と今津にも停車するところ。平日は終日今津に停まらないのになぜ…?ますますややこしい。