ぬるオタな日々 by @chusingura

実家暮らし・・・を晴れて卒業。三十路独身のぬるオタの日々戯言

薬事法改正で伝統薬もピンチ

今日のTBS「報道特集NEXT」で、薬事法改正の話題が取り上げられていた。対面販売が原則となり、ネットで薬が買えなくなるとして、Yahooや楽天が反対署名を行なっているが、この改正で大きなダメージを受けるのは、むしろ伝統薬の業者という話だった。伝統薬は通信販売での売り上げがほとんどを占めているため、もし薬事法が改正されればその販路が絶たれることになり、存続の危機に陥るというのだ。
取材に応じた伝統薬の業者は、電話で注文を受けた際に、今どういう症状があるのかを事細かに聞いてメモを取っているそうだ。普通のドラッグストアの対面販売よりもしっかりしている。消費者の症状を把握するのに、果たして「対面」でなければならない理由がどこにあるだろうか。これまで伝統薬の業者を取りまとめる団体がなく、この薬事法改正を受けて、「全国伝統薬連絡協議会」を立ち上げ、厚生労働省薬事法改正案の見直しを求めている。
これに対して、厚生労働省は5年にわたって議論を重ねてきた結果だとして、このまま施行に踏み切りたいようだ。だが、検討委員会のメンバーの中に、伝統薬の業界人が入っておらず、結果的に実態を無視した感が否めない。安全性の確保という趣旨は認めるにしても、本当にそれは消費者のためになっているのだろうか。ネット販売にしても、薬局のない過疎地域の住民はどうすればいいのか。
舛添大臣、賢明なるご判断をお願いします。